アファーマティブ・アクション 2014 12 13
2014年の衆議院選挙の主要政策を見ていると、
与党にも野党にもないと思われるのが、障害者福祉政策です。
このような政策は、票につながらないので、
与党も野党も取り上げないのでしょう。
さて、政治家に欠けている政策を補うのが、
このサイトの趣旨ですので、障害者福祉政策を書く必要があります。
今日は、特に障害者雇用について書きたいと思います。
たまに新聞に障害者雇用は企業において推進されていて、
目標とする数字は達成されつつあるという記事を見かけますが、
問題は、その中身です。
就労に当たって、明らかに障壁があると思われる障害者が、
下肢（足）や上肢（腕、指）に障害がある人たちです。
あるいは、知的障害（知的発達障害）がある人たちです。
このような障害がある人たちの就労、
つまり、障害者雇用が、どのくらい進んでいるのか、
新聞記事を読んでも見当がつきません。
私は、下肢障害や上肢障害、
あるいは知的障害のある人たちの就労が進む社会こそ、
文明社会だと思っています。